バンドにおいてのボーカルについて #2

熱があるうちに書き殴ってないとすぐに忘れてどっかにやっちゃいそうなのでもう一つ。

 

大学4年間と今も続けているバンドにおいてのボーカルについて。

コピーバンドしかしたことない人間なので偉そうにものを言うのはなんですが、僕の周りにはあいにくコピーバンドのボーカルしかいないので自分が思っていることをつらつらしていこうと思います。

 

経緯としては、この前1/13にやったライブで感動したバンドがあってなんで感動したんだろうと考えてみるとやはりこの考えに行き着いたのでという。

そのバンドの何が良かったのかってボーカルに好き勝手させてたんですよね、リズム隊が。

ボーカルはしっかり自分のパートを真っ当して、リズム隊はそのボーカルのことちゃんと思いやってしっかりそれを受け止めてたのをみて凄いなこのバンドはと感動したのがまだ冷めやらないですね。

バンドって生き物だと思ってるんで人間味を感じられるバンドはみてて凄い清々しいというか生々しいというか。

それができてるバンドを久々に見ましたね。やろうと思ってできるものでもないですから。

自分みたいな4年間やってた人間でもできないことの方が多いのに。

演奏者として大事な音域がどうとか音色がどうとかなんかよりよっぽど大事なものを見れたなと思いますね。

 

さて、ここからはそのパートを全うするなんて言葉が出てきてそれはなんなんだってところで本題に移りたいと思います。

 

皆さんボーカルに必要な要素って何だと思いますか。

ぱっと他のパートと見比べてみて近寄りがたいことはないですよね。初期費用はかかんないし、マイク持って歌うだけだしみたいな。

でも実際やってみると音楽に関することだったり、はたまた別の部分であったりと求められることが多く奥が深すぎるパートだったりします。

前提条件として歌が上手くないといけないですし、結局ギター持って歌わないとダメな時もありますし。

 

僕が考えるに質問の答えとしては「華があるかないか」だと思っています。

バンドの顔になってくるので、歌ってる姿が様になってるのが大事なんです。

それは端的にいうと「容姿が良い」ことや「歌が超絶上手い」、「熱量を伝えられる」などです。

このどれか一つ持ってないとまずできないパートだと思ってます。

先ほど述べた奥が深すぎるというのは、このパートだけ到達点がなく絶対評価ができない部分だと考えています。

 

これを言って多方面から非難殺到を受けること承知で話します。

もちろん感情を込めてギターやベースを演奏するなんてのはそりゃ大事でそれができる人間は頭一つ抜けてるなと思いますが、楽譜上の音を鳴らせる人間でも絶大に評価されるのがコピーバンドの界隈だと思っています。

それに比べるとボーカルだけ求められてるのが違うことわかりますよね。

 

感情を込めて歌おうと気張るとくどくなりますし、単にメロディをなぞれるだけでは見ててつまらないカラオケでやってたらいいのになんて思われるパートです。

だからそれがなんの気なしにできる「華」が必要になってくるんです。

 

でも安心してほしいのは、ボーカルを始める際それは小さくていいんです。

自分の武器がどこにあるか?例えば

①何を伝えられるか

②何があってるか様になってるか

③ステージ内外や他ボーカルと比べて自分の今の立ち位置はどこか

を日々考えて武器を研いでいくことが大事です。

後はなるようになります。自分が気持ちよくなれる部分で気持ちよくなれば、なる努力を見せ続けていればいずれ伝わるようになってきます。

 

他のパートさんに言いたいことはボーカルに対してそれをただ単に求めるのではなく、いつでも受け止めて横で後ろで演奏できるべきだと僕は思います。

それは目立つなと言うわけではなく、華の邪魔にならないようにってことです。

よくバンドを花瓶に例えるんですが、ボーカルは「花」、楽器演奏者は「花瓶」だと考えるとわかりやすいかなと思います。

豪勢な花に対して質素な花瓶はどうでしょうか、質素な花に対して豪勢な花瓶はどうでしょうか。

豪勢な花に対しては豪勢な花瓶でいていい時もありますし、質素じゃないといけない時もありますし。考えれてますかね。

例外はもちろんありますが基本この考え方で筋は通ると思います。

 

こういうことがうまく噛み合って足並みが揃っていくんだと思います。

自分と解釈が大幅にズレてそうだったり、知りたかったら聞けばいいです。それなりの答えは返ってくると思います。

何も考えてなさそうだったら考えなさいと叱責してあげてください。

 

こういうこと是非一回は考えて実践してみてください。考えて実践して自分は違うと思ったらこんな話忘れてしまえばいいだけなので。

 

まぁ何が言いたかったかというと、「歌う曲に対してちゃんとバックボーンを持ててるか」「共感できてるか」「歌詞を理解できてるか」「伝えようとする努力はしているか」のもっと前の段階で、本業としていくならば華がないと成り立たないし自分が思っている以上に重責なパートであることを理解してねってのを述べたかったってだけです。

 

こんなこと言ってる自分は歌詞忘れまくりの頓珍漢でしたが、、、

 

以上、拙い文章で申し訳ないです。

最後まで読んでくれてありがとうございます。